2013.08.24 Saturday

フジタとパリとMJQ

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    開催日を一日残して、
    とうとう行ってきました。

    熊本城

    熊本県立美術館
    レオナール・フジタとパリ

    藤田嗣治の渡仏100周年を記念した展覧会。



    熊本ゆかりの画家であり
    猫好きにはおなじみの画家。


    前売券がムダになりませんでした。
    よかった。

    フジタチケット


    なかなか充実した内容に大満足。
    いつも「何か物足りないなぁ」感のある
    県立美術館での展覧会。

    今回はよかったです。

    いろんな画家の作風を真似たシリーズも
    思った以上に数があって
    フジタの学ぼうとする本気度を感じました。

    最初は遊びかな?と、思ったので。

    同時代のアーティスト、
    モディリアーニ、ザツキン、パスキン
    キスリング、キキ、ローランサン、
    モディリアーニのモデルになってた女性、、、
    モデル側も芸術家ってパターン、多いのですね。

    おまけで、
    彼らの作品群もあって豪華でした。



    そしてもう一つのお楽しみが
    吹き抜けホールでこの日だけ開催される

    マンハッタン・ジャズ・クインテット!!
    MJQのリーダーでジャズピアニストの
    デビッド・マシューズ率いる
    熊本トリオのライヴ。

    MJQ

    熊本在住なんです。デビッド・マシューズ。
    何で熊本に住んでるんでしたっけ?
    奥様の関係?
    けっこう長く滞在されてます。
    なんかウレシイ。



    客層はおっさん中心。
    会場は立錐の余地もない
    ギュウギュウの状態。

    私は階段の上からの鑑賞となりました。

    私にもわかりやすい曲ばかりを
    アンコール含めて一時間程度。

    終演し、拍手とともに
    会場を後にするデビッド・マシューズ。

    もっと近くで見たかったなぁ、、、

    と、思っていると、、、、、、、

    こ、こっちに来る。

    デビッド・マシューズが階段を上って
    こ、こっちに来る。


    瞬間、階段を駆け下り
    待ち構え、


    ちゃっかり握手してもらいました。

    やったぁ。


    グラミー賞受賞のデビッド・マシューズと
    握手できました。ありがたや、ありがたや。



    天気にも気温にも
    作品にもラッキーにも恵まれた
    よい休日になりました。

    お土産はフジタの猫。




     
    2013.08.18 Sunday

    サザンがくれた猫時間

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      飼い主さんが、
      サザンオールスターズ復活ライヴを
      神戸まで見に行くため、

      わが家に幸運がやってきました。



      つまり、

      また子猫たちを預かることに、、、




      いらっしゃませ、お市ちゃん。

      お市

      清正。

      清正

      また、ちょっとずつ大きくなっていましたよ。


      今回も、

      ウチの猫たちの
      なんとも言えない緊張感を
      物ともせず、

      あっという間に慣れて
      わが家を満喫して
      嵐のように帰っていきました。

      金曜の夜から日曜の夕方まで。

      もう少し時間があればいいのですが、
      ウチの猫との距離感も
      ちょっとビミョーでした。



      ウチのタマラは

      お市ちゃんと一緒に
      もっと遊びたかったみたいですが、
      けっこうシャーシャー威嚇されていました。

      でも、寝ているタマラにそっと近づき
      クンクンして、逃げていくお市ちゃん。
      カワイーーー!!!

      嫌いじゃないけど、
      ちょっとコワいのか?

      コワくはないけど
      お兄ちゃんじゃないから?




      タマラも努力してました。

      お市ちゃんに近づき





      自分のしっぽを振って見せたり、、、



      清正にそっと近づき、
      ペロッとなめたり。




      次回はもっと遊んでね。

      でも、近くに居ても平気になりました。


      ギャロと清正も、悪くはない感じで

      上がギャロ、下が清正。








      それに今回は
      いろんな寝姿も見せてくれました。




      こんなアクロバティックなものや、



      清正がお市にRide On!!!

      清正は、洗濯機の中や



      牢屋に、、、、いや、

      新聞をストックするやつに入ったり



      楽しませてくれました。

      ありがとう、また来てね。
      待ってるよ。
      2013.08.15 Thursday

      こっそり愛聴、池24。

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        パッとしないが息の長いバンド、
        ザ・コレクターズ。

        曲もロクに知りませんが、
        今、このバンドのVo.加藤ひさしと
        G.古市コータローのポッドキャスト
        「池袋交差点24時」にハマっています。


        略して池24。



        ike24


        音楽業界とロック好きの中で、
        隠れファンが多いという。

        2009&2010年
         iTunesベスト・ポッドキャストに選出された
        極悪ポッドキャスト。

        現在すでにシーズン4。



        隠れなければいけない理由は定かではないが、
        私もなんとなく、
        こっそり聴いている感覚がある。

        バンドは知らないがポッドキャストで
        ファンになったという一般人も多い。


        40代後半と50代前半のふたりの雑談は
        とてつもなくテキトーで奇天烈で面白い。
        今まであまりなかったジャンルのような、、、

        なかなかブレイクしないので
        苦労人バンドと言われるが
        実際、彼らに
        怒髪天やフラカンのような苦労は感じられない。


        G.コータローくんが
        あまりの早口のため、
        何度も聞かないとわからない部分もあるが、
        30分弱なので何度でも聴きやすいです。


        内容は基本、
        ロッカーの老いの悩みと
        現状へのグチと負け惜しみ。

        子どものころの思い出と
        大好きなあまちゃん。

        そして、
        スピッツへの感謝の気持ちが
        根底に流れている。


        何が何だか分からないと思いますが、
        毎週水曜日に更新されます。

        私はiPhoneアプリのPodcastから聴いていますが
        webサイトのアーカイブからも聴けます。

        http://studiomog.ne.jp/scrap/bukuro24

        最新ネタは#30 リーバイス質屋の巻


        お暇な時にぜひあなたも
        DO the download!!


        ザ・コレクターズの曲では
        青春ミラーというのが割と好きです。
        モッズっぽくて。

        http://www.youtube.com/watch?v=opyYusNCC-A
        2013.08.06 Tuesday

        はなしの種

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          明日から18日まで、
          「はなしの種展」という展覧会が

          熊本・島田美術館で始まります。

          私、DMとポスターを作りましたよ。

          とちの実

          これ、栗じゃないですよ。

          栃の実。

          型抜きして、こんなカタチのDM作りました。

          ポスターを届けに準備中の会場にお邪魔すると、

          ほぼ準備OK。


          島田美術館の大ボス・島田有子さんの
          わがまま企画。

          世界中の珍しい種を集めた、まさに種展。
          東海大学の長野先生の
          壮大なコレクションからの展示です。

          人間の世界では、
          他の人と極端に違うことを恐れたりしますが、

          種の世界では、
          いかに他の種と異なるかが、
          生きていく術なのだそうです。

          個性を競い合う種の世界。
          種のファッションショーを見ているような
          不思議な気分になりますよ。

          夏休み、お子様連れもおススメです。

          種にまつわるお話が、これまた
          いちいち面白いんです。


          で、8月11日、日曜日の午後1時から
          種博士・長野克也先生の「種のおはなし」会を開催。

          ご期待ください。

          会場風景を少しだけ。










          2013.08.04 Sunday

          泯に次ぐ泯。

          0

            土曜日の朝刊ラテ欄で
            この番組がパッと目に飛び込んで来た

            ラテ欄


            ETV特集

            ダンサー田中 泯・画家ベーコンを踊る。


            どっちも好き。
            やるな、NHK。


            録画して雨の日曜日に見ました。


            ナレーションはミッツ・マングローブさん。
            へーー、意外。

            この声、谷原章介かなと思いました。
            なかなか良かったです。
            顔が浮かんでこないしナレ上手い。

            ミッツとベーコンの共通点、
            うーーーん、ありますね、いくつか。




            田中 泯さんは前衛舞踏のダンサー。

            龍馬伝の吉田東洋さまと言えば
            ピンと来るはず。
            ハゲタカにも出てましたね。

            カッコいいですねぇ。。
            破壊的な存在感の持ち主。
            ベーコンを踊る、、、ぴったりでした。
            全裸でしたねぇ。


            内容は、田中 泯さんが英国を旅し
            ベーコンの足跡をたどり、、、、

            作品にどっぷり入り込み、踊るまでを描いたもの。

            http://www.nhk.or.jp/etv21c/file/2013/0803.html




            ベーコンの絵に向き合う時、
            誰もが個人的な度に出る、、、

            みたいなコトを
            たしか、英国の美術館の方が
            おっしゃってましたが、、、


            私の場合、ベーコンの絵を見ると
            身体がねじれて行くあの感覚を思い出します。



            それは子どもの頃の出来事。


            夜、寝る時のこと。


            目を閉じ、意識を一点に集中させると
            身体がぞうきんを絞るような感じでねじれ
            回転していく、、、、、

            そんな感覚にどっぷり浸かりつつ
            いつのまにか寝てしまう。
            そんな時はほぼ夢を見る。

            それが日常でした。

            その、ねじれる感覚がたまらなく気持ちよく
            そのセレモニーは毎夜行われ、
            毎夜、夢を見ていました。


            今でも、
            割とトンチンカンな夢を見る方ですが、
            あの頃に比べれば平凡でしょう。


            どこまでが現実で
            どこからが夢なのかわからない快感。

            その思い出を彷彿とさせるのです。
            フランシス・ベーコン。



            ETV特集を見終え、
            次は日曜美術館へなだれ込む。

            今日は熊本在住の世界的銅版画家
            浜田知明さんの巻です。

            ナレーションは、な、なんと
            田中 泯さん。

            あれれ、泯に次ぐ泯。

            ベーコンといい浜田知明さんといい、
            人間の内面を表現する作家。
            田中 泯さんは適役でしょう。

            あーーー、でも
            浜田知明さんが戦争を体験しなかったら
            もっと別の時代に生まれていたら

            彼は、いったい何を描き造形するのでしょう。



            浜田知明さん、95歳。
            いつか会ったら聞いてみよう。


            なんだか濃い日曜日になりました。

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